夏目漱石の『こころ』のノート
『こころ』を読みふけって、このノート一冊にまとめようと思った。
混乱しただけだった。記念の一冊
革装、文庫本の大きさ
『こころ』は自分の物語でもあった。



まとめようと思ったがまとまらなかった。ノートは継ぎ足しの連続だった。


綴葉装 『源氏うた物語』
綴葉装という日本独自に綴じ方は平安末期ごろからもっぱら写本の綴じ方として用いられた。背の部分を糸で綴じていくので開きがとてもいい。西欧の伝統的なコデクス装という糸綴じとよく似ている。

『源氏物語』の中に登場する和歌795首
本文 淡クリーム紙(75kg) A5判 一折り16p 全7折り
表紙 友禅和紙
本文 7折り

表と裏の折りに友禅和紙で表紙を作る。
和紙を2㎝で折って、本文の開きの方に糊を3カ所ぐらいつけて固定させる。


反対側(袋のほう)を5㎜幅で切り落とす。

和紙の部分をこのように切り落とす

本文の天地の、本文と表紙の境の部分にヘラを入れて折りくせをつけてから
中へ折り込むときに重なる部分をあらかじめ切り落としておく


天地の部分の和紙を中へ折り込んで、軽く糊をつけて固定させる


袋(背)の部分は折り返しが狭い。下にクッキングシートを敷き、5㎜の狭い部分に濃いめの糊をつけて、クッキングシートごと折り返す。


おもて表紙のおもて側

おもて表紙の中側 裏表紙も同じようにして作る。

表紙の折丁2つ入れて、背にカッターで糸が通る部分を切りおろす。ここは完成後見えるので丁寧に直角に切りおろす。

一番下の折丁を取り出し、折りの真ん中を開き文鎮を置く。3カ所、黄色、赤、緑の針をいれ、外側に引き出す。


糸を通した一番下の折丁の上に二番目の折丁を乗せ、外側から中へ糸を通し

中で交差させて、外に出す。続けて順番に重ねて同じように糸を通して一番上の表紙の折丁までいく。

表紙の折丁まできた状態

糸を締めるために糸が通っている折丁と折丁の間を2回ほどクルクル巻いて締めながら一番下までいく。


中の部分は曲がった針で巻ながら下りていく。

一番下まで行ったら全体をひっくり返して、一番上になった折りの中に針を通して外に出し、そこで糸を固結びにする。

糸綴じが仕上がった状態 ここで背に糊を敷き、乾くまで待って完成。

中扉に源氏香の図をを付け加えた

本文

奥付

広げた状態

工作 卓上かがり台
伝統的な洋式糸かがり製本では、支持体という柱=縦糸を巻くようにして横糸を通して折丁を綴じ上げていく。そのためにはしっかりしたかがり台が必要になってくる。
身近な材料を使って出来ないものか、そうして完成したのがこの卓上かがり台だ。

縦糸のように4本の支持体がある。
これが緩んできたら左右の柱を回して締める。

支持体には亜麻糸を使った。これをピ~ンと張る必要がある。




極小本
どこまで小さく出来るかやってみました。
10㎟内には収まりました。桜2輪開花です。


折り本仕立ての豆本
手前右の正方形が1×1cm
左の長方形が1×2㎝です。










