2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
里紙は和紙のような風合いを持つ洋紙です。紙にはそれぞれに日本の植物、気象、風物の名前がつけられている。A3の大きさの里紙18枚に紙の名前にちなんだ文章や俳句・歌を添えて折り本を作りました。(平成26年3月) Keiko Takane
仏教の経典やご朱印帳などに採用されている折り本仕立て 2枚の紙片を背中合わせにして左右の辺に幅1㎜程度の糊をつけて、つなげていくことを基本としています。 ご朱印帳 ページが2枚重ねになっているので、墨で書いても、赤いご朱印が押されても裏写りし…
いまはこちらのお昼の11時。もうパリに着いているはずなのに。 飛行機に乗れませんでした。それもたった8人だけあぶれました。強風で飛行機を軽くしたいそうです。 おまけに直行便のはずなのにローマ経由になって、パリ到着は8時間遅れで夕方。こんなアク…
トスカーナのフィレンツェは職人さんの街とも言われています。革製品の店が通りや露天に並びます。その中にあるマーブル紙のショップを訪ねました。 マーブルの舟 ショップの横には工房もあって、ここで染めた紙やそれを使ったノートや小物が置いてあります。…
卓上糸かがり台 寿し徳の大将が考案した「卓上糸かがり台」が昨日ここまで来ました。 あとはこの4本の太糸を張り詰めた状態に維持する方法です。彼がお店に戻ってからもず~っと考えて今朝を迎えました。片側で糸をクルクル回して緩みをとることができれば…
トルコの古書店で求めた100年以上前のアラブの哲学書。 内容はさっぱりわからない。 書物は書棚にあるだけで滅んでいく。 その過程の2015年8月の姿を折り本の中に留めた。 左は今の姿。開かれることなく大切に書棚に収まっている。
今朝はフィレンツェにいます。特急列車で3時間で移動しました。 寒い上に雨で移動が大変でしたが、フィレンツェの街並みはまたトリノとは違いますね。 薬局へ行きました。薬局といっても、サンタマリアノヴェッラ薬局といって、まるでホテルか美術館のよう…
とにかくどきどきでこの日を迎えました。 場所はトリノの「櫻」伊日文化交流アソシエーションです。 今回は和綴じの四つめ綴じのノートを作りました。 そして最後に出来上がったときは、もうみんなで拍手して喜び合いました。 まずはパワーポイントで日本の…
今日は陶芸家アンナさんの工房を訪ねました。 芸術家が多く住んでいる街だそうで、塀の壁などに絵が描かれています。アンナさんの工房は静かで落ち着いた街の中にありました。 落ち着いてて、どんなお料理にも合いそうな作品ばかりです。 アンナさんはとても…
娘が絵手紙を交換していた頃、保存しておくためのハガキ入れを作ってやった。 古い書棚を整理していたらそんな昔のホルダーが出てきた。 描いたけど、そのまま投函されなかった絵手紙の数々……。
という名前の小さなメモ帖を70冊作りました。 綴 じ:リンクステッチ 表紙は布装ハードカバー大きさ:7.5×11cm A7判(文庫本の半分) 本 文:90ページ 罫線(6mm)と無罫の2種類
ボッテーガ ファニョーラ へ 今回お世話になっている「櫻アソシエーション」のご厚意で、製本工房を訪ねさせていただきました。 右から二人目の男性がファニョーラさん。ヨーロッパでも数々の賞を受賞している方です。 表紙は非常に精密に皮を貼ったものが多…
今日はトリノから特急電車でミラノへ。 それは今回、私をイタリアへ引っ張ってくださった金継ぎの愛子先生がブランドとコラボレーションしたので、そのオンステージのための少々のお手伝いをさせていただくためです。 ミラノ駅。今回乗った特急列車です。ト…
あまり外食ばかりではお財布も身体もついていかないので、ほぼ食事はお家。同行の友に名シェフがいるので毎日舌つづみ!
いま鳴りました。トリノの街のなかにはたくさんの教会があります。どこからともなく鐘の音が聞こえるのですが、今、路面電車を待っている瞬間に「ゴーン」と鳴りました。写真に音を写したい!
本当は真冬で「雪の降らない青森みたいだよ」と言われて覚悟して来ました。 でも今年は異例の暖かさだそうです。
親族・友人・知人とごく少数の人によんでもらいたい本は発行部数は多くて50部 あればいいので、そんなときは、手製本で費用は安く、しかも贅沢につくる。こうして生まれたのがこの本です。 『つなぐ「夢」のたすき』 A6判 本文 リンクステッチ 153p 作・河島…
トリノはどこもかしこも石だたみ
どの街でも本屋とスーパーマーケットにはつい入ってしまう癖があります。 古本屋さんも好きです。今日は散歩がてら古書店に連れていってもらえるのを楽しみにしていたら日曜日でお休みでした。 ガラスにへばりつくようにして、舐めるがごとくみいってしまい…
今日は、郊外のレストランでそれはそれは楽しい食事に連れて行ってもらいました。 レストランの名前は、「ラ クレデンツア」トリノから2階建ての電車に乗って行きました。どの家も店もドアの向こうに別空間が広がっていて、このレストランも塀とドアの向こ…
お腹がすいたのでカフェに入りました。 何種類もの生ハムとかターキーとか生ソーセージとかアンチョビとかをコテコテバターとチーズで仕上げたサンドイッチを食べました。塩もきつかったり脂でいっぱいなはずなのに、それぞれの食材は珍しいものもあったけれ…
街はすごく素敵。建物も道も歴史があって荘厳 イタリア的にはどこにでもあるという教会だって「今までみたことながない」というほどの美しさ そして街にあるどこのドアもこんなふうに重くて大きい でも不思議なのは、圧倒されて尻込みするような素敵さじゃな…
初めて知りましたが、B&Bという宿の種類があります。これははアパートメントの一つを借りる方法です。キッチン、バス、トイレが完備で個室もそれぞれに。値段もホテルよりグンと安い。今回の旅にピッタリ。とにかくイタリア人のセンスが光るお部屋づくりで…
今、製本のお仕事でイタリアのトリノへ向かっています。 おはようございます。いまアブダビ空港で乗り換えています。エテイハド航空できました。これは途中の中国あたりの写真。 CAの皆様の制服、色合わせが素敵。ここまで12時間。これからまた6時間の飛行…
2年ほど前、夫婦2人三脚で、20年続けてきたカルチャースクールの「手製本教室」を閉じるときに受講生のみなさんからお礼の寄せ書きをいただいた。記念に一冊の折り本を作って、みさんのお言葉を収めた。過分のお言葉をいただいて恐縮ばかりですが、ときお…
作った人 折金紀男 宝物とか、だれにも見せたくないものとか、臨時収入とか、 どこに隠すかが問題ですが、本棚も隠し場所として昔から利用されてきました。 自分で作った手帖をこのようにしてしまうのは心苦しいところですが、知人が作ってくれた宝物を入れ…
作った人 瀬下洋子 四方帙です。 展開図 布や和紙を貼った内部です おもに和綴じ本を収めます。これは亀甲綴じ本です 天地をたたんで 最後に爪を差し込みます。 収めた和綴じ本4種。 下から 四つめ綴じ 麻の葉綴じ 亀甲綴じ 康煕綴じ です。四つめ綴じが基…
作者 瀬下洋子 ノートを作って 好きな詩を書き込んでいく。 もし万年筆が好きだったら、このページはこの万年筆で インクが好きだったら、このページはこのインクで どこかに万年筆とインクの名前を書いておく。 そんな気ままなアンソロジー
A6判(文庫本の大きさ) 書籍洋紙(90kg) 400p 丸背無線綴じ 見返し 里紙 表 紙 マーメイド
仕上がった本文(リンステッチ綴じ)に表紙をつけます。 本文は7.5×10.5㎝のA7判の大きさです。それに表裏に見返しをつけます。 表紙は布で包みました。 本文に見返しをつけて、和紙で背と見返しを補強します。 上が本文です。下が表紙の芯地になります。1mm…